固定ツールの使い方はバランスがキー

クランプを2つ以上使うなら

より新型? のクランプとしてラチェット・バー・クランプを紹介したことがありましが、このクランプはどこが新しかったか、分かりましたか?
ラチェット・バー・クランプは押さえる木材の向き対して目線が平行です。クランプはその目線に対して横にスライドして木材を抑えてくれる - その動きが従来からあるL型クランプやC型クランプと違うのです。

L型クランプ(そしてC型クランプ)を使うとき、木材の向きは目線に対して垂直。押さえようとする力がかかる方向と目線が同じ方向を向いています。これが何を意味するかと言うと…

fix wood with latchet bar clamp

ラチェット・バー・クランプで固定する

fix wood with L-shaped clamp

L型クランプで固定する

横型か縦型かでクランプを使い分ける

クランプを実際に使うときのことを思い浮かべてください。
クランプを使って木材を固定しようとするときには、2か所以上にクランプをかけることが多いですよね!?

つまり、固定される木材の合わせ目や木材の位置、そしてクランプのかかり具合や力加減、木材の合わせ目の変化など、作業の全体とその変化を見渡しやすいのがL型クランプを使うときの目線です。

一方のラチェット・バー・クランプでは、木材の一方、つまりクランプをかける側から木材を見るという位置関係になりますから、クランプのかかり具合に集中しやすい代わりに作業全体を見渡すには視点を変えなくてはいけないのです。

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  • クランプのかけ方、かかり具合を細かく調整しながら作業したければラチェット・バー・クランプ
  • 木材の変化や力のかかり具合など、固定作業の全体に目配せする必要があるときにはL型クランプ(あるいはC型クランプ)

そんなふうに覚えるといいでしょう。

硬質プラスチック製のラチェット・バー・クランプと金属製のL型クランプでは、木材を締め付ける時にかける力にも差があります。
ラチェット・バー・クランプは直角に近い形で折れ曲がった部品の、特定の場所に負荷がかかりやすいことが容易に想像できますね。

そのかけることができる力の強さ・弱さを十分に考え合わせながら、より細かく力を調整するか、より強い力で締め付けるか - 作業の目的に合わせてクランプを選ぶようにしましょう。