ブレない自分か、変わることのできる自分か

リンダ・グラットンが唱える自己改造の必要性

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長くなっていく余生をベースに100年ライフをどう生きていけばいいかを考えようとする著書『LIFE SHIFT』は、ケーススタディにあげた主人公のジャックよりジミー、ジミーよりジェーンと、年齢が若くなるほど・余生が長くなるほど “自分改造” を心がけよう! と教えてくれています。

ジェーンは、4・0シナリオ、ことによると5・0シナリオの人生を生きるしかなさそうだ。長い年数働き続けるためには、無形の資産への大々的な再投資をおこない、みずからを再創造して変身を遂げなくてはならない。ジミーが3・5シナリオでおこなうような小規模な投資と変身では、十分でないのだ。

出典:リンダ・グラットン&アンドリュー・スコット共著・「LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

新しい自分をめざすにしても、今の自分を強化するにしても、今とは違う自分になろうとすることはきっとたくさんのエネルギーを費やすことになるのだろうなと想像できますね。

考えてみれば、”教えをたがえず先出でよ!”、常に上を目指すのだ! と言われてきたのですから、自分をみつめ、自分のための目標を更新し続けることはできるはずなのですが、LIFE SHIFT で語られている変身というものが、

  • 自分のためと言っても自分の自然な望みからではなく、自分と社会の変化をよく見極めて “変身” しなくてはいけない! という外から圧力がかかった要求に見えるという感覚や、
  • 時間の縛りを強く感じさせる要求だという感覚

が働いて、どうも素直に、自分から進んで取り組もうと思えるものではないような気がしてしまいますね。

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(c) Can Stock Photo / focalpoint

もちろん、それだからこそ、グラットン氏が唱える “自分改造” というのは、意識して取り組まなくてはいけない課題なのだろうなと思うのですが…

 

ドラッカーが唱えた自己 “堅持”?

自分を磨け! 高めろ! という教え - ある意味、プレッシャー - は、「背骨」とか「コア」とか呼び方はさまざまでしたが、自分の中心になるものをしっかりと持つことを求める教えだったなと思います。

 

今さら自分を変えられない

今さら自分を変えようとしてはならない。うまくいくわけがない。自分の得意とする仕事のやり方を向上させることに、力を入れるべきである。

… 「明日を支配するもの」

出典:P.F.ドラッカー・「仕事の哲学 (ドラッカー名言集)

揺るぎのない自分” というような表現もありました。
今風に言えば、”ブレない自分” と言えば分かってもらえるかなと思います。

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太く、大きな重心… そんなイメージかも知れません。
だから、ドラッカーの言葉があったのだろうと思うのです。

ドラッカーが存命であれば、100年ライフをどんなふうに語ったろうなと思いますね。

逆に言えば、「自分であれ!」と教えてくれていたドラッカーの言葉からはじめてみることが助けになるかも知れない。変わることの必要性を… と言われるより、まず自分に立ち還れ! - 自分に立ち還った上で、自分を見つめ直せと言ってもらえるとしたら、私たちには分かりやすいのかも知れないとも感じるのです。

 

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