こんなふうに暮らしたい! - その思いを忘れないために

不安の正体はどこにあるのか

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年収300万~700万円 普通の人がケチらず貯まるお金の話 (扶桑社新書)」(佐藤治彦氏 著)のカバーにかけられている帯に書かれているのは

「老後資金は3000万円必要」のウソ

年金、保険、公的保証など。経済評論家が提案する
正しいお金の使い方!

という言葉。そして…

仮定の話しはナンセンス

だとも。

つまり、老後に必要だと言われる金額に数千万円の単位で違いが出てくるのは、見積もりの方法が違うから。見積もりの方法が違うということは、見積り算出の条件やその条件に対する予測や解釈が違うということ - だと佐藤さんは教えてくれています。

だとすると私たちは、それぞれの先生の説を “方向性” というようなざっくりとした読み試算のひとつなんだと思いながら聞く必要があるように感じます。

リンダ・グラットン&アンドリュー・スコット両氏が綴った LIFE SHIFT も「引退前の最終年間所得の50%の収入を毎年確保する」という目標金額を設定して、こんなアプローチ、あんなアプローチとケーススタディをして見せてくれているのがよく分かります。佐藤さんが教えようとしてくれていたことと符合しているのがわかるわけですが…

それにしても -
いくつもの説明、何人もの先生たちの話しにふれるて感じるのは、私(たち)はどんな生活をしたい・してゆきたいと思っているのだろう?! ということ。

思い描いている生活ができるかどうか、先生たちの話しに占ってもらいたいと思っているわけではないだろうと思うのですが、どんな(将来)生活を思い描けばいいかを先生たちに教わりたいと思っているように感じます。

怖れる対象がはっきりしないとき、その怖れを「不安」というのだということが言われますが、私たちは本当に何も分からない状態のまま、どんな生活をしたい・してゆきたいという思いさえ持つことができなくなっているのかも知れません。

 

“老後資金” というのはどんなお金??

文字通り “直訳” (?) すると、老後の生活の元手になるお金? 老後の生活を支えるお金? あるいは老後を迎えるための準備資金? を意味するような気がするのですが、なぜ「老後の生活費」とは言わないのでしょう?

そもそも “老後” とか “老後の生活” というのは何のことを言っているでしょう?

たとえば -
サラリーマンが退職して現役のサラリーマンではなくなった日の翌日以降を “老後” というのでしょうか?
仕事をなくし収入を得ることができず、生活の糧となるお金を定常的に手にできなり、公的年金だけを頼りにした生活のことを “老後の生活” というのでしょうか?

今であれば、そうした生活上の条件・状況と、老齢年金の受給がはじまる65歳以降という年齢が重なった状態をいうのでしょうか?

老後資金 - 老後に必要だと言われるお金の額の違いは見積りの仕方が違いのが原因だというのと同じように、何を怖れているのか・どんな生活を送りたのか、どれも分からない・はっきりとさせないままでいるから、千差万別かも知れない不安もはっきりしないままになっているような気がします。

 

老後資金と言おうが、老後の生活費と言おうが、同じものを指しているのであればそのことが分かりさえすればいいのです。片や事前に準備しておくお金だとか、片や生活をしながら賄うお金だとか違いがあるのであれば、そのことが分かりさえすればいいのです。

ところが、何に使うお金なのか、どんなことにお金がかかるのか私(たち)は自分の生活をちゃんと分かっているだろうか? - 佐藤さんの教え、リンダ・グラットン&アンドリュー・スコット両氏が示してくれるケーススタディを見るにつけ、そう感じます。

給料 社会保険料(健康保険、雇用保険など)
年金保険料
所得税
市民税・県民税
電気・ガス・水道
新聞
電話・ネットワーク
食費
衣料費
教育費
医療費 などなど

今の - 今日の? - 家計簿を知って、たとえば「引退前の最終年間所得の50%の収入」とつき合わせ検討することなしに、できるできないを言っていても仕方がないだろうと感じます。

ところが、先生たちは私(たち)の現在の給料がいくらなのかも知らないし、家計簿も知らない。だから、「引退前の最終年間所得の50%の収入」で生活するにはどうすればいいか、あるいは、今とは違っているはずの私(たち)の生活のどこにどうお金がかかるかも語ってはくれません。

私(たち)はその今とは違っているはずの自分の生活を想像しようとし、想像しきれないとあきらめたところに怖れ(不安)を感じているのですね。

 

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だから、たとえば、公的年金だけを頼りにした生活に

  • どんな所得税がかかるのか??
  • 健康保険をどうすればいいのか??
  • 市民税・県民税はいくらかかるのか??

同じ心配をするのであれば、備え、対応するための確認くらいはしておきたいと思うのです。

to be continued …

 

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