二人でつくるのが結婚 - これまでも、これからも

世代の違いと結婚観の違い?!

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男は家族を養うために外で働き、女は家族のために家を守る?! - 結婚観や夫婦観、仕事観も人生観も “男の役割り、女の役割り” というような個性というものに対する感覚も、すべてが縦横につながって簡単には形を変えることはできないと思っていたなと思います。

ところが簡単には形を変えられないなと思っていたからこそなのか、私たち自身が、どんなフィルターも色眼鏡も通さずにあるがままの自分をそのまま認めてほしい、受け止めてほしいと思ってきましたね。

親のすねをかじっている間は余計なことを考えず親の言うことをよく聞くものだ・・・ 男もいくつになったら家庭を持たなければ・・・ 結婚をしても人の子の親になってはじめて一人前なのだから・・・ そんなふうに、自分を主張する場を許さない習慣? でできていた結婚観、仕事観、人生観、そして結婚観も、天地を入れ替えてきたのです。

だから、”男は家族を養うために外で働き、女は家族のために家を守る” なんて古い? 感覚が分かる私のような人間でさえ、人と人=1:1、年齢の高いも低いも、男性女性の違いもない - そんな人間観を創り上げてきたのだなと思います。

two of us
(c) Can Stock Photo / tana

ただ自分でも不思議だなと思っているのは、たとえば私の結婚はその古い結婚観ではじまっているということ。私は家族を養うために外で働き、妻は家族のために家を守る、そんな役割分担、協力関係を大切にしようと言いながらはじめたのがわが家の結婚生活なのです。

そうやってはじめた結婚生活も子どもが生まれたあたりから、私たちの両親のころの役割分担、夫婦の間の関係とはずいぶん違ったものでした。

私が1歳に満たない生まれて間もない頃、私が夜泣きをはじめそうになると母は私を抱いて部屋から外へ出て私をあやし、寝かしつけようとしたのだといいます。翌朝、仕事に出かける父が寝不足にならないようにというわけです。

私と妻の場合はどうだったかと言えば、夜、ミルクの時間になって子どもが目を覚まし、泣くのかなという感じの声を出しはじめると眠っていても起き上がって哺乳瓶にミルクを作りはじめるのは私でした。妻も同じように目を覚ましておむつ替えをするのですが、それが終わるころ、お腹がすいたと子どもが本格的に^^; 泣こうかなというタイミングになるとミルクの準備も終わっているのです。

夫婦、親子そえぞれが最短時間でまた眠りにつけるようにしていたのかも知れないねと、あとになって笑ったことがありましたが、こんなふうに分担しようなどという話しもなく、ごく自然にそれがわが家の夜のひとときになったのです^^

そうしたハイブリッドな私たち夫婦の関係は、これからどうなっていくだろうと思うこともあります。

台所は妻の城 - それも古い感覚なのかも知れませんが、自分の身長や力といったものに合わせて、何をどこに置くかを決めています。買い置きの醤油、砂糖がなぜここに入っているのか・・・ そのひとつひとつに妻なりの意味があるのですね。男、女と識別して、役割を分けようとしていた頃からの夫婦観と、それぞれの個性を尊重しようとする私たちなりのハイブリッドの結婚観は、台所を妻の城とすることで妻の人格を尊重しようとした、そんな気もするのです。

それにしても、普段の着る物 - 買い置きの下着や靴下がどこに入っているか、夫のみなさんはご存知ですか?^^ たとえば奥方が、風を引いて休んでいなくてはならなくなった時、体温計や氷枕がどこに入っていたか覚えていますか?

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子育てがひと段落するころから先は、夫婦の間の役割分担も見直さなくてはいけないかなと思います。何といっても私たち夫は家事をこなすのに必要な学習をしなくてはいけないかと思うのです。洗濯やアイロンがけ、洗い物くらいまでをそれなりにこなせるようになったら料理でしょうか?

役割分担の壁を越えて、妻の城を壊さない程度に? その城に入れてもらえるようになりたいものだと思うのです。50代あるいは60代を意識するようなってきたとすれば尚更かも知れません。

身辺整理は実はそうした日々の生活の範囲からが最優先ではないかなと思うのです。

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