何年ぶりかのインフルエンザで学び直したこと

予防接種を上手に利用しよう

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2016年のことですが、11月に入って間もなく、私はインフルエンザの予防接種を受けていました。

予防接種を受けるのは、寒さとインフルエンザの威力が増してしまうまえからできることなら体の中の準備と、生活する上でのインフルエンザに対する意識を持ちなおすという2つの意味で、もうかれこれ7年、8年以上も前から一種、年中行事のようになっています。

ただ残念ながら、この年はインフルエンザに捕まってしまいました^^;

予防接種は万能ではない!?

protective vaccination
(c) Can Stock Photo / krasyuk

薬を服用したり、手術を受けたりするときと同じように、一定の目的のために利用するものだけれども、一定の範囲で危険もあるもの - 私は予防接種をそんなふうに理解していて、インフルエンザを防ぐのは一にも二にも、十分に栄養を取り・体に疲れをためないようにすることが必要だと思っています。

予防接種は体にインフルエンザに対する免疫を持たせること、その結果、インフルエンザを発症しにくくすることが目的のもの。

「免疫力」と言うと読んで字のごとく、”病気を免れる力” となりそうですが、接種してくれる医師に確認してもそれはちょっと違うのですね。”インフルエンザにかからないようにする” 力ではなく、感染に先回りして、感染したとしても発症を抑えようとする・重症化を防ごうとする体の抗力を備えるという意味。予防接種 - ワクチン - に感染すること自体を防ぐ力があるわけではない。

インフルエンザって? ワクチンって?

その一方で、インフルエンザも “ウィルス” という種類の生き物だということを理解しておかなくてはいけないのですね。

たとえば人から人へと感染していく中で、それぞれの抵抗力と戦ってくるのですから、生き延びるためにインフルエンザ自体も人の免疫力に対抗する力を持つようになる。つまりは、流行の初めの頃に完成したワクチンが効きにくいウィルスになっているかも知れない? ということのようです。

予防接種を受けるのは安いとは言えないと思いますから、利用する私たちはインフルエンザという病気やワクチン、そして何より自分の体と健康ということをよく理解した上で予防接種を受けるか受けないかを判断しなくてはいけないのです。

いつもと違った体の反応

今回、2016年の11月時点での予防接種、私の場合は接種してもらった場所がいつもの年より赤くなって、腫れ、硬く熱を持ったようになりました。軽く押さえるようにすると痛みも感じましたし。
接種をして10%から20%程度の人に現れると言われる副反応だったのだなと思います。

その症状はいわゆる副反応という言われるレベル - 2, 3日で治まる - でしたが、それまでの過去何年も経験したことのない症状で「ちょっと違うな」と感じたものでした。

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それ以上重症化することはなく、「そうしたことがあるかも知れないので、それ以上症状が悪化するようならすぐに診察を受けてください」と説明されていた範囲で治まってくれましたが、今思えば、そのときの軽い違和感が今回の発症を予言していたのかも知れないなと感じるのです。

くしゃみ、鼻づまりにはじまり、39度を超える発熱、めまい、頭痛、そして関節痛・筋肉痛とあらゆる症状を経験しました。特に、体がふるえ何時間も眠ることができないような悪寒は、初めてに近い症状だったように思います。その一方、寝汗をかくことがなく、咳も軽いものでした。そして何より、胃腸にダメージを感じることがなく、食欲がなくなってしまうということがなかったのも不思議でした。

一番の功労は、薬の効果だろうと思います。タミフルとアセトアミノフェンが、私の場合は、確かに効いてくれました。

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