測る道具 - けびきで墨付けの腕前をあげる

刺繍台が完成
刺繍台

木材の中心線を基準にほぞ穴の墨付けをする - そんな時に便利なツールがけびき

たとえば以前紹介した刺繍台のようなものを思い浮かべてください。刺繍台は直線の材料だけで構成たもので、台の左右を支えている脚は上下の材料に縦の脚 (上下左右 合計4本の材料)をほぞで組み込んでいました。

そのほぞの位置を示すための墨付けは上下の材料に2か所ずつ、合計4か所。けびきで引く線は1か所に2本ですから片側で8本。左右合計ならば16本です。

これだけの本数の墨線をけびきを木材に押し当てるだけで正確に、繰り返し引ける道具、それがけびきです。

measuring & drawing toolけびきの原理

木材の中心になるようにほぞ穴をあける場合、(木材の幅 - ほぞ穴の幅)÷ 2 = 長さ α ですから、木材の両側から 長さ α のところに線を引けばほぞ穴の幅になります。
それがけびきで墨線を引く原理です。

Using measuring tool Kebiki
けびきでほぞの墨線を引くならば

 

 

 

 

ほぞ穴の位置が木材の中心よりどちらかに寄っているような場合にも、まず長さ α、そのあと長さ β と2回に分けて作業すれば、墨付け作業も簡単・正確に行えます。

Using measuring tool Kebiki
けびきでほぞの墨線 - 別のパターンでは

 

 

 

 

MEMO:
墨付け用に使うけびきは正しくは「筋けびき」と呼ばれます。

けびきの刃の位置を決める
DIY Measuring tool Kebiki
けびきの長さを測る

墨線の位置が計算できたらさしがね、あるいはスコヤを使ってけびきの刃の位置を測り、固定すればOK!

ねじ式で締め付けるタイプやくさびで締めるものなど、けびきのデザインは色々ありますが、ねじを締付ける際にサオが微妙に動いてしまうことがありますから、固定の前と後で長さを測るようにします。

 

けびきで線を引く
pull to draw line
けびきで線を引く

刃の位置が正確に決まればあとはけびきを材料に押し付けるようにしながら、必要な長さだけ線を刻みます。
引いて使うのがけがきの使い方です。刃の向きに合わせて使うのです。

 

 

 

注意しなくてはいけないのは:

けがきを使った線付けはとても簡単ですが、注意しなくてはいけないのは刃を使って線を刻むのだということ!
加工の場所以外に刃を通してしまえば、当然のことながら余計なキズが材料に残ることになります。

 

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ほぞ継ぎは木工の面白さを感じさせてくれますね^^ 組み立てがうまくいくのもいかないのも加工の熟練度次第ですから、練習を重ねるつもりで挑戦したいものです。
けびきによる線を付ける作業も実はほぞの完成度を決める作業でもあります。

特にほぞ穴は大きすぎては困ります。のみの刃をどこにどう入れるのかという加工の手順と、仕上げるほぞ穴のサイズをしっかりイメージしながら作業してください^^
けびきの便利さを最大限に活かすためにも頑張りましょう!

 

 

How do you draw cutting line of mortise? How do you call this tool and what is a tool in your country?

 

 

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