使われなくなってきた道具??

使う人がいなくなってきたのでしょうね。今はメジャー(コンベックス)を使う人がほとんどで、購入したいと思ってホームセンターなどを訪ねても、ほとんど売っていないと言っても大げさではないほど店頭に置かれている品物が少なくなってしまいました。

木工でも鉄鋼でも部材のサイズを測るツールとしてメジャーよりも昔から使われていた道具は折り尺。ドイツの友人に言わせるとプロの大工さんは今でもカーゴパンツのサイドポケットに折り尺を入れて使っているのが普通だとか。日本の大工さんはどうなのでしょうね?

普段はおよそ20cmの手のひらサイズの物差しを伸ばすと1m、あるいは2mになるという折り尺 - みなさんは持っていますか?^^

folding_ruler

10折り2m & 5折り1mの折り尺

金属製のメジャーは自動的に巻き取りが効いてもとのケースの中に納まろうとすることがあって、ブレーキやホルダーの扱いやタイミングを間違えると手を切るようなけがにつながりやすいので注意が必要ですね。その点、おとなしい?^^ 折り尺は、シンプルさと扱いやすさがメリットです。

その昔の折り尺と今の折り尺、どこかちがいがあるかと言うと、折りたたみのつなぎ部分の構造でしょう。木や竹などの天然素材を使っていた昔のものとは違って、今手に入る折り尺の多くはファイバー製で、噛み合わせの凹凸も、ばねを組み込む溝を切るのも、加工が簡単かつ確実にできるようになったのですね。

Simple & Easyの測るツール

その使い方は? 言うまでもありません。伸ばして、ごく普通に物差しとして使うだけです!^^ 昔のものは “まっすぐ” にするのがむずかしかったのですが、今の折り尺はピシッと直線になってくれます!

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どんな時に便利だろう?

たとえば…
16mm前後の幅の狭いメジャーを80cm, 100cm(1m)以上伸ばし、縦に天井までの長さを測ろうとするようなケースで、メジャーは折れてしまったりふわふわと位置が定まらないということがあります。そんなときは折り尺が役に立ちます。
つまり、当てて測るのが得意な道具なのです。

板材を数か所に、同じ幅になる位置に印をつけよう - そんなケースなら、ひっかけて測るメジャーの方が便利かも知れません。メジャーのフックがしっかりひっかかっていれば端の合わせは決まりますが、折り尺の場合は、板材の端と折り尺の端を意識して合わせなければならないからです。では折り尺の場合にはどうすればよいかというと、いらない端材を板材に直角になるようにあて、その端材に折り尺を端を合わせるのです - 当てて測るのです。

ちょっと手間な感じがするかも知れませんが、自然と巻き取られてしまうメジャーを何度も引き出して使うのとどちらを選ぶか… あるいは、メジャーのフックが滑ってしまう材料や場所では、折り尺の当てて測るが便利なことが結構あるのですよ!^^