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ごくごく素朴 - だけど基本中の基本の話しです。

コンベックス(メジャー)の先端についている金属製のツメはどうしてカタカタ動くようになっているのでしょう?!
カタカタ動くのは壊れてたり、ゆるんだりしているわけではありません!

メジャーの測り方を思い出してください。

  • ツメを引っかけて測る
  • ツメを押し当てて測る

この2つの測り方がありますね。

メジャー(ものさし)をあてて物の長さを測ろうとすれば、測ろうとするものの測りはじめの位置ものさしのゼロの位置を合わせなくてはなりません。

それに対して、メジャーは引っかけるか押し当てるかすればこのゼロ合わせができるように設計されています。目盛りを見てゼロ合わせを意識する… ということなしに、素早く・正確に測ろうとするものの長さが測れます。

ツメのカタカタ - これは、引っかけた場合と押し当てた場合に起こるゼロ合わせの誤差をなくすために必要な遊びなのです。

MEMO:
日曜大工や金工などでものの長さを測るのに使う道具 - そんな遠回しな言い方をしなくても、最近は「コンベックス」と表記されている製品がとても多くなって、「メジャー」という名称を使っている製品はほとんどないと言ってもいいかも知れません。
ただ、私のブログでは当初から英語の本来の意味に忠実に measure(メジャー)と表記していますから、メジャーと呼ぶことにます。

 

メジャー(コンベックス)の構造 = 測る原理

先端のツメが動くようになっている理由

position-of-tape-measure-tip

先端ツメのゼロの位置 - 引っかけて測る

メジャーの先端部分を拡大してみるとツメとテープの端の間に隙間(遊び)があるのが分かります。この写真のツメは一番引き出された状態ですから、テープの端との遊びの幅も一番広い状態になっています。

「一番引き出された状態」ということは、このツメは引っかけて測っている時の位置にあるということ。
目盛りテープの端は青い線の位置。引っかけて測るとき、ツメは引き出され、ツメの内側(赤い線)の位置が測定のゼロの位置です。

押し当てて測るときはどうなるかと言うと…
ツメは目盛りテープの方(写真の左方向)に押し込まれるように動いて、青い線・赤い線の間の遊びがなくなり、押し当てて測るのですから、ゼロの位置はツメの前の部分(写真の右方法)に移動します。

つまり、ツメの厚さの分だけカタカタの遊びがあるわけですね。

 

★ ちょっと一休み! ★

メジャー? コンベックス?? - 呼び名の確認をしておきましょう

木工や金工で材料などの測定に使う道具 - 日本語で言えばものさしでしょうし、長さを測る道具という意味で英語で言うのであれば measure(メジャー)というのが一般的かな? と感じるのですが、ここであえて確認してみましょう。

英単語の確認です!^^;
測る道具という意味の「ものさし」に対応する言葉として私たち(日本人)が使う言葉は「メジャー」あるいは「スケール」が主なものかな? と思いますが、スケールというのは重さを測る道具(装置)のことを言うのが本来のようですね。

measure, scale を言葉の意味だけで言うのであれば…

名詞 動詞
measure ものさし、寸法、程度をしめすもの、尺度、単位、指標、目安
手段、方策、措置、対策、政策
(基準に)達する、測る、測定する、比較する、評価する
scale 目盛り(板)、尺度、縮尺、倍率、比率
度合い、規模、大きさ
天秤、はかり、計量器、重量計、体重計
段階、音階
天秤で量る、倍率を適用する(かける)

scale(スケール)を動詞として使う例には

  • scale a font to a desired size (フォントの大きさを希望に合わせて合わせる(拡大縮小する)とか
  • scale a map (地図を縮尺する)というような例があります。

そして「コンベックス」にはもともと測るとか測る道具をイメージさせる意味は含まれていません。

形容詞 備考
convex 凸の、出っ張った、中高の
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どこかのメーカーがニックネームのように付けた製品名が独立してメジャーの代わりに使われるようになったようですね。

私たちがコンベックスとかメジャーと呼んでいるもの - 金属製の細い帯状の部品に目盛りを付け、金属製あるいはプラスチック製のケースに巻き込むようにして納めてある長さを測る道具 - は、tape measure あるいは measure と呼ばないと英語では通じないのです。

もっと正確に言うなら metal-tape measure (金属製テープ型ものさし?)でしょう?^^