Do It Yourselfをそのまま訳せば「自分でやってごらん」。みんなが普段、あたりまえのようにやっていることですね。 暮らしや趣味のあれこれ、日曜大工などを通して、家族のこと、生活のことを考えながら工夫してみます。そんなあれこれを綴ったプライベートブログです。
文芸
お腹召しませ!? ー 日本人なら分かる自分らしさ

お腹召しませ!? ー 日本人なら分かる自分らしさ

  「お腹召しませ」とは一体!!? … どうも切腹のことを言っているらしいというのは分かるのだけれど、この言葉は女性の言葉。なぜ女性がこんなことを?? しかもこの言葉、何だか軽々しく聞こえませんか? 一体何の話しだ!? と思いながらお話しをたどってみると、世のしがらみと向き合って生きる - その勇気のお話し。浅田次郎氏一流の軽快なのりですが、考えさせられることも多いお話しです […]

『小さなおうち』 - 昭和初期の記憶を追いかけて

私は横浜育ち。家々がまだ舗装されていない道でつながっていて、夏の乾いた日には土埃に悩まされたり、雨が降れば水たまりを避けて歩いた記憶を持っていたりするのですが、そのイメージに引きずられているせいか、この物語に語られている東京の道はどんなだったろう? と思ったりします。 淡々とした語り口と丁寧な描写 - だから自然と、知らない時代の物語なのにそのときの東京の街や人々の生活の様子を想像したくなります。 […]

『小さき者へ』 - 子どもたちに贈る親の心

想像できない時間の向こう 大正7年と言えば、1918年。99年前ということは、あと1年で1世紀という遥か昔です。 それほど昔に発表された著書がきれいにカバーをかけた本として手元にあって読むことができる - もうクラシックと呼ぶのだろうなと思う作品、しかもわずか19ページという小さな作品に触れることで、今の私たち自身を確かめることができる、それがなんだか不思議です。 想像できない時間の向こう側に生き […]
アルツハイマーという病気を知る - 『明日の記憶』

アルツハイマーという病気を知る - 『明日の記憶』

“物忘れ” のその向こうにあるかも知れないこの物語。認知症とかアルツハイマーという病気があることは、言葉として、概要を知っているに過ぎません。食べ物とそうでないものの違いさえ分からなくなってしまった母親を守るために、居間やキッチン、洗面所の手が触れるところに置いてあったものすべてを片付けたという友人の話しを聞いたことがあるに過ぎません。そしてこの物語「明日の記憶 (光文社文 […]
優しくて柔らかなあなたへのメッセージ - 『くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ』

優しくて柔らかなあなたへのメッセージ - 『くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ』

NHKのPremium Cinemaでも放送されたちょっと優しいお話し デジタルで高解像度、鮮明な色の画面に慣れている私たちの目にも、ウォーターカラーで描いたような色使いがふんわり優しく見える作品がNHKのPremium Cinemaで放映されていましたね。ご覧になりましたか?   くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ posted with ヨメレバ ガブリエル バンサン BL出版 […]
子どもに伝えたい優しさ、子どもに教わる優しさ

子どもに伝えたい優しさ、子どもに教わる優しさ

ピーターパンの空飛ぶ力も、トトロと出会えるのも、純真な子どもの心があるからこそ - そんなイメージがありませんか? でも大人になることは悲しいことだと思うことはないですよね。 何より、ピーターパンが教えてくれるもの、トトロが感じさせてくれるものが大切なものだと知っているからこそ、子どもたちに触れさせたいと思うのですから。 それって、子どもと同じものを感じる心があるということの証だと思うのです。 & […]
どれほど優しくなれるだろう - 『おくりびと』

どれほど優しくなれるだろう - 『おくりびと』

普通じゃないものか、あたりまえのものか 別れというのは普通じゃないものでって、あたりまえのもの - 今はその意味が分かります。 そして、できれば日常の暮らしの中で、その普通じゃなくてあたりまえのものをちゃんと感じていられないだろうかと思っています。みなさんはどうでしょう? 私には主人公の大悟と妻の美香が交わす言葉が象徴的に聞こえます。 「どうして言ってくれなかったの?」 「言うと反対するだろう?」 […]
命に何ができるのか、その今は - 『終の信託』

命に何ができるのか、その今は - 『終の信託』

10年前の医療を知ることで今の自分たちの感覚を確認する 「僕は先生を、一番信頼しています。先生に決めていただきたい。お願いします。そうなった時には••••••••決めてください。もう僕が我慢しなくてもいい時を、決めてください。••••••••僕がもう我慢しなくても、許される時を••••••••僕は先生に預けます。僕のその時を••••••••預けます」 2005年と言えばもう - 『命の終わりを決め […]
続きもやっぱりネコたちのお話し - 『ルドルフ ともだちひとりだち - 続 ルドルフとイッパイアッテナ』

続きもやっぱりネコたちのお話し - 『ルドルフ ともだちひとりだち - 続 ルドルフとイッパイアッテナ』

猫の暮らし、猫の一日、猫の友情?ってこんなものかな?と思わず想像してしまう、マイペースだけれど、ちょっとドキドキするようなルドルフとイッパイアッテナの続編です。 ブルドッグのデビルをやっつけたあとのお話しですから、ちょっと楽しみでしょ?^^ 何気なく暮らす毎日だけれど、猫どうしの縄張りをめぐるお話しや、犬に襲われそうになってデビルに助けられたお話しや、ルドルフの日常は思っているより波乱万丈!?です […]
自分の中の日本人を確かめる - 『蜩の記』

自分の中の日本人を確かめる - 『蜩の記』

日常の生活の中で自分の気持ちの置きどころに迷うことは少なくないように思うのですが、どうでしょう? 仕事をめぐる人間関係、管理や責任、あれこれの制限や手続き - そうたものにストレスや煩わしさ、理不尽さを感じてしまったような時、その中でバランスを取ることも仕事の範囲内だと頭では分かっていても釈然としないものを残したまま対応しているということはないでしょうか? 言うまでもなく、人間関係は形や意味合いの […]
物語や絵本に育まれた思い出はページを開くと甦るのです

物語や絵本に育まれた思い出はページを開くと甦るのです

みなさんの思い出の物語、記憶に残っている最初の絵本はどんなものでしょう? 記憶や思い出に残っている挿絵がありますか? つい先ごろの大掃除から正月休みにからんで、わが家の書棚に並んでいる本を確認する機会があって、しばらく開くことのなかった本を読んでみたときに、その本を読んだ頃の思いや感覚がそのまま甦るのが不思議な感じがしました。思い出って、こういう所にもあるんだなとあらためて感じたのです。 &nbs […]
生命ってこういうものなんだ - 『100万回生きたねこ』

生命ってこういうものなんだ - 『100万回生きたねこ』

こどもの頃を思い出せますか? 絵本なのに、子どもにはどんな思いで渡してやればいいだろうと考えてしまう。けれど、これが いのち なのだよと渡してやりたいと感じる - そんな絵本です。 100万年も しなない ねこが いました。 100万回も しんで,100万回も 生きたのです。 りっぱな とらねこでした。 100万人の 人が,そのねこを かわいがり,100万人の 人が,そのねこが しんだとき なきま […]
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