connecting yesterday and tomorrow

過ごしてきた時間の中に明日をさがす - 介護のまわり

その著書には、親の老後、自分の老後 - そのどちらを考えるときにも、「やはりそうなのか」という落胆と、「これが現実なのだよ」という悲しい説得力を感じさせる事例がいくつも示されていますが、そこには当然のように、私が両親の周りで経験した医療や介護にまつわるあれこれを思い出させる例も含まれていました。

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to know nursing care, to know quality of our life

手が届くのだろうか - 一番近くにあってほしい医療と介護

両親を見送った私は、自分はその時のために何が準備できるのだろうと考えるようになったのですが、「家に帰りたい」と言いながら病院、あるいは施設のベッドで亡くなった両親のことがあったからでしょうか。私にとって最初に確認しておきたいと感じたのが、在宅介護、あるいは在宅での終末ケアの可能性でした。

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how can you have open mind

最後の言葉をどう伝えることができるだろう

母は、「日本の男性は自分の女房に向かって “大事だ” とか “愛してる” なんて言葉にすることはないんだから…」と言って、父親のことを揶揄することがありましたが、その母自身、どれほど父親を大切に思っているかを言葉にして伝えていたのだろうか - そんなことを感じたことがありました。

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