自分にもしものことがあったときには - わざわざそんなことを考えるのは、送らなければならない立場に立ったときに、手続きの多さや煩雑さに戸惑い、血縁者の中で特に悲しみも深いはずの者に判断や対応が求められることがいかに多いかを経験しているからです
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母のがん闘病を支援してくれた分子標的薬 - オプジーボを通して学び直そうとしたこと
がん治療が新しい次元に入ったとか、ペニシリン以降の画期的な躍進だと言われているオプジーボという薬。そのオプジーボという薬と「がん免疫療法」という言葉を知って、およそ5年前、母が投与を受けた分子標的薬というのはどういう薬だったのか、どういう治療方法だったか - あらためて確認しておきたくなりました。
もっと読む認知症とは違うせん妄という症状を知っておきたい
程度の差、個人差はあるのでしょうが、ある時期を境に人格が変わってしまったように見えるせん妄という症状に、見守る私たちはショックを感じたものですが、入院のときにも、手術に関する事前の説明や確認の中でもせん妄については言葉さえ出てくることはありませんでした。
もっと読む子どもに迷惑をかけないように - 短い命を選ぶとしたら
本人の意思が固く、家族も理解しているのならば…
そんな言葉を交わして、義母と主治医の話しは、人工透析は受けない という義母の意思を伝えて終わったと言います。
およそ1ヶ月前、主治医が示してくれた選択肢、その短い方の残り時間を選んだ義母は、やはり潔い覚悟の人です。
もっと読む余命宣告 - 母のがん闘病の経験で義母を支えることができたら
人工透析をしなければ余命は1年から2年 - そんな診断を受けた義母でしたが、診断を受けた直後から意思は固まっていた様子。
透析を受けるために体に準備をほどこし、副作用や体調不良を抱えながら延命しても意味はない。90歳近くまで生きてきたのだから、その先の延命と言ってもたかが知れている。
だから、透析は受けない… そう言うのです。
エンディングノート - 健康 / 介護について
もしもの時に備えて記録しておく項目としては、日常生活の中でも役立つ可能性が高いのが健康についての記録ではないかなと思っているのですが、どうでしょう?
もっと読む理解できるようになってきた「分かり合う」ということ
今はもう死語になったでしょうか? 自分がそれだけ年齢を重ねて立場が変わったために聞こえなくなったのでしょうか?
あの頃の自分と同じ年頃の人たちも、「近頃の若い者は」というダメ出しの言葉に悩まされているのだろうかと思うことがあります。
余命宣告のあと、命をどう続けることができただろう
今からおよそ2年前の2017年10月、腎臓の機能が低下からこのまま何もしなければ… という余命宣告を受けた義母。
私にとっては二度目となる余命宣告。
義理とは言え、私たちは何か助けになることはできないものかと考えながら、余命の限界を超えて6か月がたっています。