この著書「あなたの脳のしつけ方」で語られている力は、

集中力
記憶力
判断力
モテ力
アイデア力
努力
強運力
愛情力

の8つの力。

私たちの脳にはこんなにバリエーション豊かな力があるんだな♪ と喜べるか、こんなにたくさんの力を使い分けなくてはいけない - それ程私たちの脳は複雑で厄介なもの⁉︎^^; と悲観するか。

その受け止め方を決めているのも脳の構造とか、そのときの体調とかなんだなと理解できると、自分との付き合い方にも余裕が持てそうな気になってきます^^

それにしても、8つの項目を見ていて最初に感じるのは、よくもこれだけ… と思うほど、脳は色々なことをやっているんですね。体調という言葉がありますが、心の調子体の調子、そしてそのバランスを取ってくれている脳の調子と3つを意識しなくてはいけないのかな? と思うほどです。

そうやって考えてみると、「こんなにたくさん‼︎」と重く受け止めるのではなくて、「ひとつでもうまく行ったら儲けもの」くらいに大らかに構えてみたくなりませんか?^^

それというのも…
「しつけ方」というくらいですから、油断をしていると持ち主の私たちが思わないような方向に行ってしまう? - そんなやんちゃな・無邪気な側面があるのかも⁉︎ と感じるから。

もしかすると、2歳3歳のわが子と過ごした頃の余裕が自分の中にあるといいのかも知れません。

集中力は自分の思い通りになりそうな気がするけれど

中でも一番意外に感じるのは集中力
確かに、集中はできてもせいぜい2時間が限界⁉︎ - その根拠は確認しておかないといけないなと感じますが - と言われるように、精神のある一点に力を込めて維持するのが集中力というもの、たからそれだけに長時間は続かないもの… みたいに思っていませんか?

でもその裏を返すと、「力を入れよう」「維持しよう」と思えばできるのが集中なんだと思っているようなところもありますよね^^;

だから集中こそ、自分の思うように制御できていそうな気がしていたのですが、実はそうではなさそうです^^;

自分の知らない自分を知っておこう

半分がっかり⁉︎ 半分は安心した⁈ ような気になりますね^^
それというのも、仕事や勉強、スポーツやゲームに至るまで、私たちがやることの良し悪し - 望ましい結果を得られたかどうかというような評価って、集中できたかどうかとセットで扱われる傾向が強いように感じるからです。

「集中しなさい!」と訓練されてきていますから、黙って机に向かって勉強することもできるし、気を逸らすことなくひとつの仕事をやり遂げることもできますよね。

ところが…
脳は本来、帯状回と呼ばれる機能部分を持っていて、集中しすぎないようにできていると言います。

“集中できない”という状態は、じつは脳科学的には、いたって”普通”のことなのです。

(中略)

つまり、人間は注意散漫(さんまん)なほうがむしろ”正しい状態”なのです。

しかも…

脳はとても洗練された器官のようですが、その重量の割には燃費の悪い臓器で、働かせるにはかなりの酸素や栄養が必要です。とくに、何か新しいことをするときには、相当なエネルギーが必要となります。だから、脳としては余計なエネルギーがかからないように、なるべくいましていることを変えたくない。いましていることをできるだけ継続しようとするし、逆に新しいことをしようとする際には何らかのブレーキがかかるようになっているのです。

つまり、ここに「集中力のしつけ方」があるのですね。

 

脳は、たとえると重戦車のようなものでしょうか。エンジンがなかなかかからない重戦車!^^
動き出すにはとんでもなくたくさんの燃料が必要だし、動き出すためにもとんでもなくたくさんのエネルギーを切らさないようにしたい。

ところがこの重戦車ははじめっから止まるようにできている!?^^;
何とも困ったものですね。

  • アミノ酸の一種、たんぱく質に含まれるトリプトファンを摂るようにして
  • トリプトファンから集中力の源となるセロトニンを脳内に分泌させる

そして、

  • お風呂に入ったり、
  • スイーツを食べたり
  • ウォーキングのような適度の、リズミカルな運動をする

ことで脳内環境を整えることが集中力を発揮するのに効果があるそうです。

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自分の体の一部でありながら、脳に思うような仕事をさせたい、できる限り力を出させたいと思ったら、脳が働くための環境を整えてやって、脳のペースで仕事をさせるのがいいということでしょうか??^^

そんなふうに理詰めにたどっていくと、脳のわがままさに振り回されそうな気になってしまいそうですが、要するに、リラックスした状態が必要なのかも知れませんね。体調を整えるのと同じように、栄養とか食事に気をくばることは脳のためにも必要なこと。そのことを自分自身の感性で受け止め、確認たいと感じます。

 

冒頭に挙げた、この著書で挙げられている8つの力のための「しつけ」。それをを見たとき、なぜか私の頭に浮かんだのは「南総里見八犬伝」。
8つの力が “仁義礼智忠信孝悌” のどの力に通じるだろう… そんなことを思ったりすることから、力みのないリラックスした脳が作れないかなと思ったりします。