アプリ選びに迷ったら確認すること - アプリ「Bear/Bear Pro」

デジタルライフを楽しむには

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たとえば、メモとかノートと呼ばれるアプリ
「忘れないようにという覚え書きを残す」機能がメインになっています。つまり、メモ(覚え書き)を残したければメモ(ノート)アプリを選べばよいということになりますね。

iPhone/スマートフォンのむずかしさを乗り越えるために、”基本”、”アプリ”、”バックグラウンド” の3つに分け、iPhone/スマートフォンを覚えようとする人は目的1つをかなえる「使い方」に集中しましょうと前の記事で提案しました。
携帯電話やアプリを目的1つ道具1つの原則にそってシンプルに理解するのが目的です。

アプリ選びで迷うときにもこの目的1つ道具1つの原則にそってみませんかというのが今回の提案です。「どのメモ・アプリを選ぼうか」(道具)の答えを求めるために、「どうメモを残したいのか」(目的)を確認するのです。

そうです、そう考えてみるとメモを書くのはメモを残すためメモを残すのはあとで読むためということが分かりますね。つまり、どう書くかどう読むかにつながっているのです。

もう少し確認して見ましょう。

  • 書いたものは保存する、そして、
  • 読むためにはその保存したものを見つけて開かなくてはなりません。

なぜなら、紙のメモならピンやマグネットでボードやキャビネットの目立つところに貼っておけばいいのですが、iPhone/スマートフォンではそうはいきません。アプリを閉じたり開いたりして使うものだからです。

つまり、メモ・アプリは

どう書くか ➡︎ どう保存するか ➡︎ どう検索するか ➡︎ どう読むか

の流れで使うものだということが分かります。メモを書いてから、利用するだけでもこの手順を意識しなくてはならないのですね。

ただ、あとで読むために書くというメモの目的はどのアプリでも変わりません。そこを押さえてほしいのです。”道具1つに目的1つ” の原則をメモ・アプリは
[書く ➡︎ 保存する ➡︎ 検索する ➡︎ 読む] の4つのカテゴリーの手順で実現しているのです。

MEMO:
この4つのカテゴリー、実は文字や文章、絵を描くアプリすべてが持っているカテゴリーです。

ですから、どのアプリを選ぼうかを考える時は、この4つのカテゴリーのどの部分を優先したいかと考えてみると良いのです。

たとえば、Bear(またはBear Pro)というアプリは特徴的なデザインのメモ・アプリです。

Function of BearPro
BearProのサイドバー、メモリスト、エディタ

BearPro は、[書く ➡︎ 保存する ➡︎ 検索する ➡︎ 読む] の4つのカテゴリーの手順を3つのパーツ [サイドバー、メモリスト、エディタ] に分けてデザインしています。
しかも [保存する] という手順がありません!

[保存] を忘れていい 超簡単! Bear の [書く] 機能

これほどきれいに [保存する] という手順がない! アプリにはあまり出会えませんから、ちょっと新鮮かも知れませんよ^^;

ディスプレイの位置
書く エディタ
検索する サイドバー
メモリスト 中央
読む メモリスト 中央

BearPro は、4つのカテゴリーの手順を [書く] と [検索+読む] という2つのグループに分けてデザインされたアプリだと捉えてみてください。

そして、それぞれの手順が3つのパーツにどんなふうに配分されているかを確認してみると、使い方を理解しやすく、このアプリが自分に合っているかどうかも判断しやすくなります。

上の画像では3つのパーツを合成して紹介していますが、

  • [書く] ためにはエディタの右下にある赤く丸い+ボタンをタップするだけです。[書く] 機能にはほかのアプローチがありませんし、ボタンが 「ここだよ!」 という色で存在感がありますからとても分かりやすいのです。
  • [読む] ためにはTwitterのタイムラインのように並んだメモリストの中から必要なメモを探してタップします。読むモードの表示になります。
    そこからもう一度画面をタップすれば [書く] - この場合は修正や追加ですね - になります。
Bear の [検索] 機能もとても特徴的

書いて読む - その単純・簡単そうな手順をさくさくと進められるかどうか、使いやすいと感じるかどうかは実は [検索] 機能にあります。

上の表ではサイドバーとメモリストから検索ができるように表現してしまっていますが、正確には、

  • サイドバーの表示は言ってみればまとめと表示で探しているメモにたどり着きやすくしてくれる機能*
  • エディタ上右にあるルーペアイコンから行うのが [検索] です
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サイドバーの表示はなくてもメモ・アプリとして十分に使えます。
ただ、メモを書いているときにあとで読むときをイメージできるなら、そのメモにタグをつけておくのです。

上の画像の例で言えば、#book/松下幸之助 というタグをメモのどこかに打っておけば*それがサイドバーに反映されます。[保存] の手順なしですぐに反映されますよ!^^

MEMO:
*: Bear はメモのレベルを超えてライティングというレベルの容量の大きな書き仕事にも使えるアプリです。複雑・大量のテキストを書くときには特に威力を発揮しますよ。

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