Office Lens - 特徴と使い方の備忘録

デジタル終活として写真・アルバムを整理 - 専用アプリで写真をスキャン

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ゴールデンウイークのような連休を使って、両親の遺産として手元に残していた写真やアルバムの整理をしようと思い立ちました。

ただ、1枚1枚ばらばらの写真があったり、アルバムに貼られまとめられた写真があったりと、写真のタイプやサイズに合わせてスキャナーを使い分けるとなると話しはやっかいだと感じました。

あらためてスキャナーを買うとしても基準になっているのはA4とかB4というサイズ。ところが、たとえばアルバムのページ(台紙)は255x295mm、280x320mmと、一般家庭で使うスキャナーではカバーできないサイズのものがほとんどです。

つまり、調べて見た限りでは、フラットベッドでもハンディタイプでもアルバムを複数の写真まるごと1ページずつスキャンすることはできそうもないということが分かったのです。

スキャン専用機ではサイズの対応に問題が。なら解像度は?!

アルバムのページを写真を並べたままの状態でデジタル化したい -
その目的を外さないとすれば、次に考えられるのはiPhone+スキャンアプリという選択肢です。

デジタルデバイス - PCやiPhone/スマートフォン、タブレット、場合によってはインターネットにつないだテレビなども写真を見るためのデバイスに数えてみて - での「見る」ためのデジタル化であれば、最低300dpiの解像度が確保できれば使用に耐えられるのではないかと考えてていたのですが…

残念ながら、解像度の記載があるアプリは(今回私が調べた限りでは)ありませんでした。
考えてみればそうでしょうね。手持ちのiPhoneで光源(光の調節状態)は千差万別では数値としていくつであっても、固定的に保証できるものではありませんね。

私が使っている複合機は最大1200dpi。
数百枚におよぶ今回の整理をそれだけの高解像度で進めようとすれば時間がどれくらいかかるか想像もできません!^^;
詳細は別に紹介するとして… 結果からすると、iPhone+スキャンアプリで得られる画像の解像度は、複合機を使った300dpiにはかなわないみたい。

それでも、

  • スキャン専用機で対応できないサイズフリーな対応性と
  • デバイスのディスプレイで「見る」ことを条件に

iPhone+スキャンアプリで写真・アルバムのデジタル化を進めようと決めました。

4つのスキャンアプリ

候補に選んだアプリは最初は6つ。

  • Scannable
  • Office Lens
  • Google フォトスキャン
  • Photomyne
  • 私の写真スキャナー
  • ターボスキャン

そして、アルバムからのページレベルのスキャンにはOffice Lens。
1枚ずつの個別のスキャンには下の4つを使ってみました。

完全自動!? の Office Lens


Office Lens にある「写真」という機能モードは、写真をスキャンするためのモードではなくて、通常のカメラとして写真を撮りますよ! というモードです。アルバムのページ・1枚ものの写真ともに「ドキュメント」を選んでスキャンします。

(もちろん、やろうとすれば、「写真」モードで画像化して編集機能で必要な部分だけグロップするということはできます)

「ドキュメント」モードに限らず、Office Lensの優れたところはスキャン対象の範囲を自動認識してくれる点。そして、この自動認識の弱点が

  • スキャン範囲には境目が必要だという点と
  • 認識結果を調整したたり変更することができないという点

です。

そして、スキャン結果としてOffice Lens が作ってくれる画像データを調べると、形式は jpg、解像度は 72dpi。

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試してみると分かりますが、オリジナルの写真の解像度に少しでも近づけたいと思ったら、iPhoneを被写体の写真にできる限り近づけて撮影するのです。その状況でディスプレイを確認すると、自動認識のフレームがiPhoneのディスプレイ枠(表示範囲)いっぱいになるのが分かります。

さて、その他4つのアプリの使い勝手とスキャン精度については個別に記録していきます。

to be continued …

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